名古屋大学大学院理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻(素粒子宇宙物理系)


プラズマとは?

宇宙空間内のほとんどの物質は,原子がイオンと電子に解離した「プラズマ」という,固体,液体,気体に次ぐ,「第4 の状態」で存在しています.温度の高い荷電粒子の集合体ではあるが全体としては電気的に中性を保っています.このためプラズマは,気体としての性質を残しつつも個々の粒子は電磁力の支配下にあり,離れた粒子間でも互いに影響を及ぼし合います.このような性質のためにプラズマは,その振る舞いが一気に複雑化し,多くの波や不安定性が励起される,自由度の大きい非線形媒質としての様相を呈します.ΣE研は,この「非線形現象の宝庫」と言われるプラズマを遠い宇宙に求めるのではなく“手の届く”実験室に実現し,能動的にプラズマに働きかけることによりその本質を探ろうという研究室です.

ΣE研とは?

核融合科学研究所で研究を行っています!
研究室は、核融合科学研究所(岐阜県土岐市)の中にあります。 核融合科学研究所は、安全で環境に優しい次世代エネルギーの実現をめざして、核融合発電に関連する研究を行っている大学共同利用機関の研究所です。 世界最大級の磁場閉じ込め核融合装置(LHD)をはじめとする大小さまざまな実験装置で研究を行っています。 ΣE研では、大型ヘリカル装置(LHD)、直線型高密度発生装置(Hyper-I)、回転乱流実験装置(RHD)、大型負イオン源(NIFS-RNIS)などの実験装置を用いた実験をベースとして、 プラズマの物理的理解を深める研究を通じて、核融合研究開発への貢献をはじめ、宇宙プラズマなど関連する研究分野への貢献も目指しています。